キャンドルリメイクプロジェクト
~活動のはじまり~
キャンドル ルミエール・目白は2017年より目白にアトリエを構え、キャンドルワークショップを中心にイベント出店や販売などを行ってきました。しかし2020年はコロナ禍に遭遇し、静かに今後のことを考える時間がやってきました。
ルミエールではキャンドルナイトや試作実験で中途半端に灯したキャンドルは、一度クラッシュしてリメイクしたりしています。自粛期間中は時間もあったのでアトリエにある使用済みのキャンドルをリメイクして商品を作っていました。
2020年は紹介していただいたお寺さんの残蝋でリメイクの実験もさせてもらいました。
和ろうそくは初めての素材でしたが思いの外綺麗に再生出来ましたので、参詣にいらしたお客様へのプチ土産用にリメイクさせていただきました。
これをきっかけに残蝋をゴミとせず、新たな材料としてきれいにアップサイクルしようと始めたのが残蝋のリメイク事業。
この様な活動を始めたことをラジオでお話ししましたところ、2020年7月熊本で豪雨によって水没してしまった商店さんの大量の仏壇用ロウソク(商品)をどうにかできないかという問い合わせが来ました。廃棄処分品であったロウソクを安く買ってくれないかというお話でしたが、それでは数千円にしかならないので一旦10kg引き取り、キャンドルアーティスト仲間と二人でそのロウソクを使ってアップサイクルキャンドルを沢山作りました。
それらの商品をチャリティー販売しましたところ一晩で完売致しまして、売り上げの半分を熊本の商店さんに支援としてリターンいたしました。廃棄蝋燭を材料として購入するより約6倍近くの金額でお返しすることが出来て、みんながハッピーになれる良い活動となりました。
この様に、廃棄処分されてしまうはずだったロウソクをまた生き返らせるアップサイクル活動はごみを減らす意味でもこれからの時代にとても大切なことと気づかされました。ゴミとされていたものの中には新しく生かせる素材が眠っていたりします。
中途半端に灯して醜くなってしまったロウソク、使っていないけど熱で溶け曲がってしまった様なロウソクなど、処分に困っているロウソクがございましたら、まずはこちらのキャンドルルミエール目白にご相談ください。